宝来丸について

原始の大自然が残された知床。海が森を、そして森が海を育む。

2005年に知床半島は世界自然遺産に指定されました。類稀な生態系には海から山にわたり多様な動植物が暮らします。知床の世界遺産は陸に限らず海までもが世界遺産の区域です。冬にオホーツク海を埋め尽くす流氷は、根室海峡まで勢力を強めます。白い大地と化した海は時に知床半島と国後島を繋げてしまうほどです。流氷による栄養効果は知床の海を豊かにし、大型の海洋生物から小魚までもがその恵みを享受します。

続く生態系と繋がる命。

氷の恵みは海に留まらず陸までにも影響し、雄大な森を創りそこに暮らす万物の命を育みます。そして知床半島の山々からミネラル豊富な雪解け水が海へと流れ、海と山の生態系が循環します。このような食物連鎖と生態系サイクルが悠久の時を超え繰り返されてきました。そしてそこに暮らす人々もまた知床の大自然の営みと共にあります。

先人から引き継ぐスピリット。厳冬の海で漁をする男達の誇り。

“魚の城下町”と呼ばれる羅臼町、人口は約5000人弱の人情味あふれる小さな町です。この町のほとんどの人が暮らしの中で漁業と関わりを持ちます。この海では四季を通して多様な魚介類が獲れ、特に冬を迎えると漁師達は極寒の中で海へと漁にでます。自然への畏怖の念を持ち、そして自然を守る心と感謝の気持ちを胸に漁に励みます。

知床の”海の宝”を全国へお届けします。

(有)丸は宝来水産は、“魚の城下町”と呼ばれる羅臼沖で獲れた新鮮な海産物の加工や観光船 の運航、ペンションラウスクルの運営を行っています。 創業者の小林廣幸社長は、元漁師。『宝来 水産』という社名は、父から譲り受けた船『宝来丸』からとっています。

「ここ最近、羅臼の魚はより美味しい質の良いものが獲れて、値段も上がっています。だから『高く ても買ってよかった、美味しかった』と思ってもらえるように、丁寧に加工しています。やっぱり根は 漁師だから。それが羅臼のためになって、多くの人たちに喜んでもらえたら嬉しいです」

●時季の魚介

●できるだけ獲れたて出来たて

●できるだけ早く安く

当店は社長自らが市場に出向き仕入れから選別、製造加工までを行っています。当店の販売ルートは間に卸し業者が入らないためにコストを抑えた価格での販売を可能としています。できるだけ冷凍の長期保存はせず、時季の海の幸をなるべく獲れたて出来たて、早くお安くお届けできるよう心掛けています。

販売業者:有限会社 丸は宝来水産 
住所:〒086-1815 北海道目梨郡羅臼町海岸町74番地
連絡先:TEL0153-89-2036
メールアドレス:houraisuisan@gmail.com